ドイツに来て最初のころは、息子のサッカーの練習場まで毎回一緒に行っていましたし、練習が終わるまで待っていました。

待っていても、ずっと練習場に張り付いているのではなく、練習の真ん中辺りは、あえてグラウンドから離れて、息子には見えないようにしていました。

最近は練習にも見に行きませんし、息子も見に来てほしくないと言っています。

また、試合があっても途中まではついて行きますが、駅から歩いたり、バスに乗って行かなければならないので、駅まで送っていくだけにしています。

もちろん試合を見たいのはやまやまですが、息子は私に見られるのがプレッシャーになるようで、私も試合を見たら見たで、後で何か言ってしまいそうなので、それならお互いのために見ない方がいいと思いました。

母親がサッカーをしている息子にできることは?

子供が小さい頃は、親が言うことを何も疑わず聞いてくれますが、そのうち大きくなってくると、親の言うことに反発してくるようになります。

息子が親の言うことに反抗してきたのはいつかはっきりしていませんが、娘の場合は10歳になった頃から、私が「宿題やった?」と聞くと、必ず「今、宿題をしようとしていたから、(先に)言わないで!」と返事するようになりました。

その言葉で、娘は親に先回りされて言われるのが嫌なんだな、ということがわかるようになりました。

わかってはいるのですが、私もついつい口を出してしまい、娘に言われるたびに、自分で反省しています。

息子の場合は、父親がよく家にいたせいもあって、親にはっきり口答えするようなことはありませんでしたが、父親がサッカーの練習や試合について口出ししてくるのが嫌なんだなというのは、よくわかりました。

父親が息子にアドバイスしたい気持ちもわかりますし、息子が嫌がっているのもわかるので、お互いが傷つかないように、主人にはなるべく離れてみるようにアドバイスしましたし、息子には父親の気持ちをわかってもらうように言い聞かせました。

親として、見えてしまえば、見ないふりして何も言わないでいるのはとても難しいです。

今は、父親ともいい距離で離れていますから、息子にとっては良かったのではないでしょうか。

私は、息子に伸び伸びとサッカーをしてもらいたいですし、サッカーをしたいのは自分がしたいからであって、他の何ものでもないと理解してほしいと思っています。

ですから、母親としてサッカーをしている息子にできることは、息子がサッカーをしているところ見に行くのではなく、息子の話に耳を傾けること、息子から話したくなるように聞いてみることです。

でも、サッカー見に来てもいいよと言われれば、もちろん見に行きますよ!