ドイツの後期のサッカーシーズンは、5、6月で終了します。
これはプロもアマチュアもユースも、どれも同じスケジュールになっています。
息子の所属するチームも、もう少しで公式試合が全て終わり、ここで上位のチームは上のリーグに昇格し、下位の地チームは下のリーグに降格します。
ドイツの子供のリーグ
ドイツではU18がユースA、U17がユースB、というようにアルファベットで呼ばれています。
息子は次からユースBになるのですが、この年代で最上位のリーグが、ブンデスリーガとなります。
その下にレギオナルリーガ、オーバーリーガと続きます。
そしてこの下は、ドイツを21地域に分類し、その地域ごとにさらに5つくらいのリーグが存在します。
リーグの名前や数は、地域ごとに変わってきますが、息子が所属するミッテルライン地域には5つのリーグがあります。
以前、息子が単独でドイツにサッカー留学していたときは、寮の近くにあるチームに所属していましたが、そのチームはオーバーリーガと呼ばれるリーグに入っていました。
ドイツ語もままならない、ましては体も小さい息子が試合に出るチャンスもなく、一度だけ友好試合に出させてもらったことがありました。
今のチームは偶然見つけたチームですが、地域のリーグでは中の上くらいに位置しているようで、息子でも試合にでるチャンスがあります。
ドイツでサッカーしながら学業を続ける
地元のギムナジウムに通いながら、ドイツのサッカークラブに所属するという今の形が、私たちには一番良い選択だったと思います。
サッカー留学で、子どもだけドイツでサッカーをするということもできますが、それでは学業はある程度あきらめなければなりません。
高校や大学を卒業してからドイツに来てサッカーをするならば、学業は既に終了していますし、サッカーをメインに考えていけばいいでしょう。
しかし、中学生の息子にとっては学業はまだ必要ですし、親であれば学校にちゃんと通ってほしいと思うのは当たり前です。
息子はドイツでは今8年生です。
これからその先の進路を決めるテストがありますので、それまでは今のようにドイツ語とドイツの環境に慣れながら、サッカーと学業を両立してもらいたい思います。