マドリードで試合観戦した次の日、今度は古都トレドへ移動しました。
移動方法はバスまたは電車を選ぶことができますが、私はたちはバスで移動することにしました。
まずは、マドリード市内からUBarでエリプティカ広場にあるバスターミナルまで行きました。
マドリードからトレドまでは30分おきに出ており、値段は片道5.55ユーロ、時間は約1時間かかりました。
トレドのバスターミナルから旧市街までは坂道を歩いて20分くらいかかります。
街は丘の上にあるので、できればタクシーでホテルまで行きたかったのですが、あいにくタクシーは一台も停まっていませんでした。
スーツケースをがらがらと引きずりながら、汗をかきひたすらグーグルマップを見ながら坂を上っていきました。

ホテルは旧市街地の広場に近く、夜に早速、市内を走るバスに乗車。バスから眺めるトレドの夜の街はとても素敵でした。

トレドから次に向かったのは、セゴビア。
マドリードを挟んで、トレドとセゴビアはほぼ反対側に位置しているので、まずはトレドからマドリードまで戻りました。
今回は電車で移動。トレドの駅員さんがとても親切で、スペイン語のわからない私たちに図を書いてセゴビアまでの行き方を丁寧に説明してくました。
私たちの希望の時間や席を配慮しながら、トレドからマドリード(13.90ユーロ)、マドリードからセゴビアまでの往復(片道11.10ユーロ)の切符で選んでくれました。
スペインの電車(レンフェ)はきれいで快適でしたので、お勧めです。

セゴビアまで電車で行ったのはいいですが、セゴビアの駅から中心街まではかなり距離があります。
駅前には牧場以外何もなく、バスも1時間に一本くらいしか出ていませんでした。
20分くらいうろうろしてやっときたバスに乗り、無事旧市街の入口まで行くことができました。
バスは市街地の外れにしか停まりませんでしたが、バスを降りるとすぐに目に飛び込んできたのは、世界遺産。これを見るためにここまで来たのです。

約2000年前に古代ローマ人によって造られた水道橋。
接着剤などを一切使わずに、石を積み上げただけででここまで高く造れるのかと思うと、古代ローマ帝国の技術がどれだけすぐれていたのかわかります。
セゴビアの旧市街は半日で歩いて回れてしまうほど小さいので、日帰りで訪れる人が多いと思いますが、私たちここに2泊していきました。
水道橋の他には、白雪姫の城のモデルとなったセゴビア城(アルカサル)があります。
水道橋とは丁度真反対にありますが、端から端まで約2キロほどしかないので、街を散策しながら歩くとあっという間についてしまいます。

トレドもセゴビアも半日で回れてしまうほど小さい街で、とても治安が良かったです。
どちらの都市もマドリードからとても近いので、マドリードに来たらぜひ立ち寄ってみたいところです。